ハクビシンが毎日やってくる理由
千葉市内にもハクビシンはたくさん生息しています。
ハクビシンは一戸建ての天井裏に入り込むことがとても多く、千葉でのハクビシン被害の相談も一戸建てがほとんどです。
今回は団地で、屋根もないテラスにハクビシンが毎日やってくる理由は。
実は、ハクビシンは溜め糞と言って同じ所に糞をする習性があります。
人間のトイレのようなもので、いつも決まった場所に行って糞をします。
このハクビシンの溜め糞が一戸建ての天井裏でしていると、大量に集まった糞の場所の天井に染みができます。そのまま続けていると、糞による腐食と重さでハクビシンの糞と共に天井板が抜け落ちてくることがあります。
こうなるとハクビシンの駆除だけでなく、天井の修繕やリフォームと費用もより多くかかってしまいますので注意が必要です。
千葉市のこちらのお宅の奥様の場合は、毎朝テラスにあるハクビシンの糞を処理するのが本当に嫌で嫌で、
団地の管理組合に相談しても自身で解決してくれと言われたみたいです。
今回はハクビシンが生息しているわけではないので、追い出し作業はありません。ハクビシンを寄せ付けない方法を考えて対処いたします。
今回の弊社の施工プランはお客様のご予算等を考慮し、野性動物の食物連鎖から考案されたオオカミの体液を成分とした忌避剤を、団地のテラス部分に設置いたしました。
忌避剤は28個設置しました。
この忌避剤の臭いでハクビシンは本能的に危険を察知します。
ハクビシンは特に縄張りをもたないので、危険と感じた場所には固執することなく、寄り付かなくなります。
数日後お伺いし確認したところ、ハクビシンの糞は翌日からピタリと止まったとのことでした。
この忌避剤のおかげでハクビシンは「ここのテラスはオオカミの縄張りだ」と思い、近づかなくなったようです。
奥様も「これで毎朝の憂鬱がなくなってホッとしました。」と喜んでいただけたようです。