こちらの市川市のお宅、シロアリ駆除をいつしたか記憶にないくらいだいぶ前に行ったようでした。
床下に潜ってチェックすると、やはりシロアリ被害がだいぶ進んでいました。
特に束柱がシロアリ被害でやられており、木がスカスカの状態になっていました。
束柱は床を支えているだけの部材ですので、特に地震などの耐震性に影響はありません。
しかし、束柱が崩れると床のブカツキ等が起きてしまいます。
束柱の修復には、大工さんを入れての補修工事となり、家の床を剥がしての大工事になります。
こうなると、定期的にシロアリ駆除やシロアリ被害のチェックをしていた方が結果、費用がかからず済むことになります。
5~6年のシロアリ駆除、少なくとも10年経過する前にシロアリ駆除をしていただきたいです。
ちなみに、この束柱は以前はこのように木材でしたが、やはり木材はシロアリ被害に遭いやすいため、最近では鋼製・樹脂製の束を使用するケースが多くなりました。